NFTのガス代(手数料)はいくらかかるのか|OpenSeaでガス代の節約法

この記事の筆者は実際にOpenSeaでNFTを購入しています。

悩める読者

NFTのガス代ってどうやって調べればいいかわからない…。わかる人教えて欲しい…!

今回はこのような疑問にお答えしていきます。

NFTについて全く知らないという方にもわかりやすく丁寧に解説しておりますので、ぜひ最後までごらんください。

この記事を読んでわかること
  • NFTのガス代の仕組み
  • ガス代の価格を調べる方法
  • ガス代の節約術
目次

NFTのガス代(手数料)はいくらかかるのか

NFTのガス代(手数料)は需要と供給によって変動します。

トニー

参考までに僕がOpenSeaでNFTを買ったときは、0.03923ETH、当時の日本円のレートに換算して20,125円がガス代(手数料)としてかかりました。

2021年11月当時は、NFTの人気が最高潮に高まっていた時期でしたので、かなりガス代(手数料)が高くついてしまいました。

OpenSeaでのNFTの買い方と実際に買ってみた感想を「OpenSea(オープンシー)でのNFTの買い方について徹底解説|体験談あり」で詳しく解説しているのでどうぞ。

NFTにガス代(手数料)がかかる仕組み

NFTの取引にはイーサリアムという暗号資産が用いられ、そしてイーサリアムのブロックチェーン上で「いつ・誰が・誰に・何を支払った」という取引情報が管理されています。

このブロックチェーンへの取引情報の記録はOpenSeaなどのNFTの取引所や、暗号資産取引所が行っているわけではなく、マイナー(採掘者)と呼ばれる人が行ってます。

つまり、マイナー(採掘者)に支払われる手数料がガス代ということになります。

そして、マイナー(採掘者)に支払うガス代(手数料)はNFTの取引量によって日々変動しています。

ガス代は「Gwei(GAS単価)×ガスリミット(GASの上限)」で計算することができます。

全体的にイーサリアムの取引量が少ないとGwei(GAS単価)が安くなり、多いと高くなります。

ガス代は結局のところ需要と供給で決まるのです。

どういうときにガス代が発生するのか

ガス代が発生する場面を以下にまとめてみました。

  • NFTを購入する
  • NFTを売却する
  • NFTをだれかに送る
  • NFTを発行する

ガス代はNFTの所有権やイーサリアムの所有権をだれか他の人に移管するときに発生します。

トニー

そのため、むやみやたらに所有権を移動させる様なことは避けましょう。

現在のガス代を調べる方法

悩める読者

どうやって現在のガス代を調べたらいいの…?

ここからは現在のガス代を調べることができるサイトを2つご紹介します。

Ethereumprice.org(イーサリアムプライス)

Ethereumprice.org(イーサリアムプライス)はイーサリアムのガス代に特化したサイトです。

このサイトでは1週間分のガス代(Gwei)がチャートで表示され、15分ごとのガス代が確認できます。

加えて、時間帯曜日別に細かく細分化したガス代のヒートマップを確認することができるので、どの曜日、時間にガス代が高くなるのかを分析することができます。

トニー

この場合ですと、金曜日の午前1時にガス代が高くなっていることがわかります。

livdir.com

こちらのlivdir.comでもガス代を確認することができます。

チャートで表示できる期間も「24h・7d・30d・MAX」の中から選択することができ、30分単位のガス代を確認することができます。

加えて後でご紹介するポリゴンのチャートも同様に確認することができます。

トニー

これまでのガス代の推移を確認するときに便利です。

OpenSeaでガス代の節約法

悩める読者

ガス代を調べる方法はわかったけど、どうやったらそのガス代を抑えることができるんだろう?

トニー

実はPolygon(ポリゴン)というブロックチェーンを使えば手数料が無料になるので、ガス代を大幅に節約することができます!!!

そんなPolygon(ポリゴン)について解説します。

Polygon(ポリゴン)とは

Polygon(ポリゴン)はイーサリアムの課題であるユーザー過多が原因の情報処理遅延、手数料高騰の問題を解決するために作られた新たな技術です。

イーサリアムと比べるとかなり手数料を抑えられるが、イーサリアムからポリゴンに変換するときはガス代がかかることに注意してください。

イーサリアムからPolygon(ポリゴン)に変換することをブリッジと言います。

このブリッジに関して「ETH(イーサリアム)からPolygon(MATIC)へブリッジする方法」の記事で詳しく解説しているので、是非ご覧ください。

Polygon(ポリゴン)でNFTを買う方法

トニー

ここからはOpenSeaにてPolygon(ポリゴン)をしたNFTを購入する方法を解説します。

OpenSeaでNFTを買う方法については「【体験談】OpenSeaでNFTを買う方法を徹底解説」にて体験談も踏まえて解説しておりますので、そちらをご参照ください。

STEP
OpenSeaを開く

OpenSeaの始め方について「OpenSea(オープンシー)でのNFTの買い方について徹底解説|体験談あり」の記事で解説しておりますので、アカウントの登録がまだの方はどうぞ。

STEP
Polygon(ポリゴン)で購入したいNFTのジャンルを選択
トニー

今回の場合はAll NFTsを選択しましたが、Artなどの他のジャンルを選択いただいでも大丈夫です。

STEP
ChainのところでPolygon(ポリゴン)を選択
トニー

選択終えたら、ChainのところからPolygon(ポリゴン)を選択すると、Polygon(ポリゴン)で購入できるNFTが表示されます.

以上が、OpenSeaでのPolygon(ポリゴン)の購入方法になります。

【まとめ】Polygon(ポリゴン)でガス代は節約できる

Polygon(ポリゴン)を使用することで、ガス代をかけずにNFTを購入することができます。

しかし、ETH(イーサリアム)→Polygon(ポリゴン)に変換するときはどうしてもガス代がかかってしまいますのでご注意を。

ガス代を完全に無料でNFTを購入することはできませんが、ETH(イーサリアム)に変換するガス代と比べて、Polygon(ポリゴン)に変換するガス代の方が遥かに安いことに変わりはありません。

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