CREX24登録できない?日本人が暗号資産取引所で取引出来ない理由
ホームページから、口座を開設するため「トレードを開始する」を選択すると、上の画像の通り、「お住まいの地域ではご利用になれません」と表示されるのはどうして?わかる人教えて欲しい!
今回はこのような疑問にお答えしていきます。
現在CREX24は日本人の新規口座開設を停止しています。
一体なぜ、日本で口座開設が出来なくなってしまったのか、原因を調べてみました。
CREX24で口座開設ができなくなった経緯
CREX24で口座開設ができなくなった経緯についてまずは利用規約を確認してみました。
利用規約をよくみると追加の項目に下記のような文言がありました。
このサービスは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル、韓国、中国、アラブ首長国連邦、シンガポール、香港、日本、スイス、ノルウェー、EU以外のすべての国で営業しています。
新規口座開設ができない国は日本だけではありません。
つまり、他の主要国でも、同様に営業をしていないということになります。
いつ頃から日本のサービスを停止したのか
ネット上で情報を探しましたが、明確な発表は確認できませんでした。
Twitterなどをみてみると、2021年10月14日頃から、日本での新規登録ができなくなっているようです。
Crex24新規登録できなくなったみたいですけど出入金どうなんですかね?
— えぼーん (@evorn4) October 14, 2021
入出金に関して停止しているかどうかの情報は得られませんでした。
CREX24とはどんな取引所?
項目 | 概要 |
---|---|
取扱通貨数 | 約400種類 |
会社拠点 | キプロス |
取引手数料 | 0.01~0.6% |
送金手数料 | 0.001 BTC |
CREX24はキプロス共和国に拠点を置く取引所です。
そしてその特徴は何といっても草コインの取扱が豊富であるということです。
また、セキュリティに関しても、2段階認証ができるので、最低限のセキュリティは整っていると言えるでしょう。
手数料に関して、コインチェックの取引手数料が0.1~5.0%であることと比較すると安い方だと言えます。
CREX24が登録できなくなった理由
発表がないので、推測の域を出ませんが、日本の金融庁が影響していると思われます。
掲載されている無登録業者は、警告書の発出を行った時点で資金決済に関する法律第63条の2の規定に違反し、無登録で暗号資産交換業を行っていることが確認できた者です。そのため、掲載されていない者であっても、無登録交換業に該当する行為を行っていることがあり得ますのでご注意ください。
無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について : 金融庁HP
金融庁は国内外の無登録の暗号資産取引所に対して、上記のような警告を出しており、違反すれば厳しく対処がなされます。
参考に、CREX24以外の海外大手取引所でも、日本人の新規登録ができなくなっています。
CREX24は、日本での新規ユーザーの獲得は厳しいと判断し、他の海外の取引所に倣って、日本人の新規登録を停止したものと考えられます。
海外取引所で口座開設するリスク
海外取引所で口座を開設することは、以下のようなリスクがあります。
- 突然入出金できなくなる可能性
- 法整備が行き届いていない
- 詐欺やハッキング
突然入出金できなくなる可能性
上記でも説明した通り、暗号資産取引所は営業する国にそった法律で運営しなければなりません。
そのため、暗号資産取引所にとって、好ましくない法律や、制度などが制定されてしまうと、突然取引所にログインができなくなる、入出金ができない、新規登録が停止されるなどの可能性が考えられます。
また、発表される情報は基本的に英語が、日本語以外の言語なので、情報を理解するためにもある程度の語学力が必要になります。
法整備が行き届いていない
これは国内外の取引所で言えることですが、暗号資産がまだ比較的新しいビジネスであり、まだまだ発展途上のため、法整備が行き届いておりません。
加えて、自国と海外の法律では異なる部分も多いため、トラブルとなる可能性も十分考えられます。
詐欺やハッキング
2020年9月26日、KuCoinという海外取引所がハッキング被害に遭いました。
当日中にKuCoinのCEOが被害を受けたことを認めたことで発覚しました。
その被害額は165億円相当と言われています。
国内でもコインチェックが暗号資産約580億円分流出するというハッキングの被害に遭いましたが、幸いなことに、顧客への一部補償がなされました。
しかし、海外の取引所だと、仮にハッキングされ、コインが流出場合、補償されないリスクがあります。
【まとめ】
今回の調査でCREX24が登録できなくなった理由として日本の金融庁が影響していることがあるとわかりました。
海外の暗号資産取引所で口座開設するメリットは草コインを豊富に取り扱っていることなんですよね。
日本の取引所だとあまり草コインは取扱はありません。
今後海外の取引所をまとめていきたいと思います。
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