【乗り遅れるな】Web3スマホの時代に備える
Web3スマホが発表されたけど、そもそもWeb3って何?詳しく教えて欲しい!
今回はこのような疑問にお答えしていきます。
- Web3スマホとは→Web3と併せて解説
- Web3スマホの開発例
- Web3を体験してみることから始める
Web3スマホとは
Web3スマホを理解するには、まずWeb3とは何か知っておく必要があります。
Web2に次ぐ「次世代のインターネット」と呼ばれており、分散的で非中央集権的な特徴を持つネットワークのことです。
補足すると、Web2と呼ばれる中央集権的な特徴を持つネットワークが主流となっていました。
サービスやプラットフォームの管理には企業の組織的な運営が必須であり、必然的に個人情報が企業に独占されていました。
ブロックチェーン技術の発展がこのWeb2に代表されるような中央集権的な管理者をなくし、ユーザーの相互管理によって取引ができるようになったのです。
つまり、Web3にはブロックチェーン技術というものが深く関わっています。
Web3をまさに象徴するものとして下記が挙げられます。
- 仮想通貨(暗号資産)
- NFT
- DeFi
- NFTゲーム(GameFi)
- メタバース
ここまでがweb3の簡単な説明です。
本題のWeb3スマホとは何か、それはweb3を象徴する仮想通貨(暗号資産)やNFTなどのサービスにアクセスしやすく設計されたスマートフォンのことです。
Web3のサービスやプラットフォームは処理が重たくなりがちであるため、パソコン上での操作が必要になっていました。
そのため、スマホで利用できるのは一部のサービス、プラットフォームに限られていました。
Web3スマホはこうしたWeb3のサービスやプラットフォームへのアクセスを容易にするという特徴を持ちます。
Web3スマホの開発例
2022年7月現在、Web3スマホの開発例として2つご紹介します。
※(拠点を置く国)開発会社名「Web3スマホの名称」の順に記載しています。
- (イギリス)Nothing社「phone(1)」
- (アメリカ)Solana Labs社「Solana Mobile」
(イギリス)Nothing社「phone(1)」
イギリスに拠点を置くNothing社はイーサリアム(ETH)のスケーリングソリューションを提供するポリゴン(MATIC)とパートナーシップを結んでいます。
アンドロイドのOSを基盤にしており、ポリゴン上のゲームなどのアプリに容易にアクセスできるよう設計されたWeb3スマートフォン「phone(1)」の販売予定をNothing社が発表しています。
ポリゴン(MATIC)はイーサリアム(ETH)の課題であるユーザー過多が原因の情報処理遅延、手数料高騰の問題を解決するために作られた新たな技術です。
参考:COINPOST「ポリゴン対応のWeb3スマホ、英Nothingがローンチへ」
(アメリカ)Solana Labs社「Saga」
ソラナ(SOL)ブロックチェーンを開発するアメリカのサンフランシスコ・ベイエリアに拠点を置くSolana Labs社は、「Saga」という初のWeb3特化型スマートフォンをリリースする予定を発表しています。
SagaはアンドロイドOSを利用しており、秘密鍵の保護プログラム、NFTマーケットプレイスや分散型取引プラットフォームの搭載といった特徴をもちます。
【まとめ】まずはWeb3を体験することから始めよう
今回はWeb3スマホについてご紹介しました。
あまり聞きなれない新しい技術って、難しいと捉えてしまいがちですが、やってみると案外難しくありません。
Web3を身近で体験することからまずは始めてみましょう。
Web3を始める方法を下記に記しました。
>>【2022年最新】web3.0の始め方・稼ぎ方を徹底解説
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