【初心者は必見】株式投資にとっての重要な損切りルール

悩める読者

損切りのルールってどうやって決めていったら良いのだろう…
わかる人教えて!

今回はこのような疑問にお答えしていきます。

株式投資で重要となってくるのは利確のタイミングと損切りのルールです。

トニー

実際に僕もこのルールに則って投資をしたら、大きな損失を回避することができました。

この記事を読んでわかること
  • 損切りの重要性
  • ナンピン買いはやめておいた方が良い理由
  • 具体的にいくら下回ったら損切りするのか?

この記事はオニールの成長株発掘法【第4版】をもとに記事を書いています。

参考ページ:【書評】初心者投資家がオニールの成長株発掘法[第4版]を読んでみた感想

目次

【株式投資】損切りのルールを決める重要性とは

「損切り」の重要性について具体例をもとに解説していきます。

「損切り」の重要性

大きな損失から身を守るためには何かしらの防衛策を講じなければいけません。

間違いを犯した時に素早く損切りをするだけの判断力さえあれば、30〜40%の確率で買った株の価格がその時よりも下がることがあったとしても、大金を手にすることができます。

どんなに資産をもっていて、実績のある投資家でも間違いを犯すことはあります。

のため、間違いを犯した時に「いかに損失を減らすか」がとても重要なのです。

買値から30%下落したとき、元の価格に戻るには何%上昇する必要があるか?

ここで、損切りのルールの重要性を説くために具体例を用意しました。

買値から30%下落したとき、元の価格に戻るには何%上昇する必要があるか?

1株2000円とした時、30%下落したら1400円です。1400円が2000円に戻ろうと思ったら42.85%の上昇が必要なんです。

2,000円×(1-30%)=1,400円
2000÷1,400=1.4285・・・

上記のように、30%下落したら、30%以上の株価の上昇がなければ取り戻すことはできません。

損失をいかに抑えるかが重要なのです。

どのタイミングで損切りをする?

トニー

僕の場合、損切りのルールは買値の10%下落と決めております。

一般的な損切りのルールは7〜13%の間で設定されることが多いのではないでしょうか。

利益確定と損切りのルールはあらかじめ決めておいた方が様々な状況に対処しやすいです。

投資のルールの作り方については「【稼ぐための】投資の「マイルール」の作り方|初心者向け」にて解説していますのでどうぞ。

ナンピン買いはやめておいた方が良い2つの理由

ナンピン買い

ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が下がったときに、さらに買い増しをして平均購入単価を下げることです。
例えば、6,000円で100株買った銘柄が、5,000円に下がったときに100株買い増しをしたとすると、1株当たりの平均購入単価は5,500円になり、利益が出る水準が下がります。これをナンピン買いといいます。ナンピン買いは株価が上昇トレンドにあって、一時的に下がったときに行うと有利になる可能性の高い投資手法ですが、下落トレンドの途中では損失をさらに大きくすることにもなりかねません。
                                        

SMBC日興証券より引用

ナンピン買いをやめておいたほうが良い理由は以下の2点です。

  1. 損失が膨らむ可能性が十分にあるから
  2. 1株あたりのコストは下がるが、全体の取得コストは上がるから

損切りのラインを設定しておくことで、不測の事態に備えることができます。

理由①損失が膨らむ可能性が十分にあるから

ナンピンをしたからといって、株価が回復するなどという保証はどこにもありません。

加えて、業績悪化による倒産、または元の株価に戻ったとしても何十年もの歳月がかかるなどのリスクも十分はらんでおります。

損失を抱えたくないという一時的な感情が、結果的に大きな損失につながる可能性があります。

だから、手早く損切りをして間違いを犯した原因をしっかり分析した方が、状況に対処した経験を多く積むことができます。

ナンピンをするよりもとっとと別の銘柄に乗り換えた方が、ベネフィット(便益)は多くあるでしょう。

理由②1株あたりのコストは下がるが、全体の取得コストは上昇するから

つまり、「確かに1株あたりのコストは下がるけれども、その株に投資し続けることで賭け金が増えていくよね」ということです。

1株あたりのコストが下がるという文句だけでは、一見リスクが少ない、あるいは無いように感じてしまいますが、しっかりとリスクはあります。

根拠もなくナンピンすることは非常に危険です。

【まとめ】損切りのルールがもたらす効果

損切りのルールを設定し、それに則って株式を運用することで、有望な成長株に巡り会えるチャンスも増えますし、何よりもリスクヘッジをしっかりと行うことができます。

損切りをした際は、決して感情的にならず、原因を分析し、PDCAのサイクルをまわしていくことが肝心です。

また、取引履歴をエクセルなどに記録することによって、分析や管理がしやすくなります。

取引を重ね、経験を積むことで、自分にあった損切りのラインを設定していきましょう。

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