【必読】投資のマイルールの例とマイルールの作り方を解説

この記事の筆者は、投資のマイルールを設定し実践することで、資産を50%増加した経験があります。

 

投資ルールっていきなりどう設定したらいいんだろう?

今回は投資のマイルールの設定方法について解説していきます。

ただ、株を買ったはいいけど、その後に下がりいつまでも塩漬けして損失がふくらんでいくことって多いですよね。

価格が上がりきっているのに、まだ上がるという期待から株を持ち続け次の下降トレンドで利益を食いつぶすということになりかねません。

今回はそういったリスクを少しでも減らすためにもマイルールの設定は非常に重要です。

この記事を読んでわかること
  • 投資のマイルールの例
  • 投資のマイルールを無視すると…
  • NGな投資のマイルール
目次

投資のマイルールの例|基準を知ろう

ルールを決めるうえでの基準

①どのタイミングで株を買うのか

②何%上昇で利確するのか

③何%下落で損切りするのか

マイルールを設定するうえで基準って必要ですよね。

買うときのルールと売るときのルールを決めることが最も重要なことです。

他にも様々なルールがあるとおもいますが、本を読んだ勉強をしたり、あるいは実際にいくつか取り引きをしてみて自分なりにどんどんルールを追加していきましょう!!

参考:【投資初心者】ガチの初心者が株を始めるにあたって読むべき本

まずは上記の株式投資の基本ルールを設定してみましょう

一般的な投資のマイルールの例

一般的な投資のマイルール例

①PER(割安度)が低くなったタイミングで株を買う

②利確は10%の上昇

③損切りは10%の下落

最初は誰かの投資のマイルールの真似でも全然問題ありません。

ただ、、

決めたマイルールを守らなければ意味がない。

マイルールに則った取り引きをしてみて、改善を加えていきましょう

自分なりの投資スタイルにあった投資のマイルールを作り、アップデートさせていくことで市場の変化に対応し素早いアクションを起こすことができます。

僕が実践している投資のマイルール

僕の投資スタイルはグロース株投資つまり、成長株を買っていくスタイルです。バリュー株投資(割安株投資)の方が気にされている視点とは異なります。

一方で保有期間は中長期(3ヶ月以上)と企業の将来性を重視しています。

投資のマイルール

①4半期ごとのEPS(1株あたりの収益)が去年の同時期と比べて大きく上昇していること

②利確は基本的に50%の上昇

③損切りは10%の下落

【マイルール①】4半期ごとのEPS(1株あたりの収益)が去年の同時期と比べて大きく上昇していること

①から順に説明すると、まず前提として、チャートが下落傾向及び財務状況の悪い企業の株は買いません

もし買ったとして短期(2ヶ月以内)で保有するつもりです。決算説明会資料を見てEPSもが年々上昇しているかチェックします。

EPS(一株あたり収益)=当期純利益/発行済株式数

上昇率でいうと、前年同時期で40%以上の上昇を基準として判断しております。

【マイルール②】利確は基本的に50%の上昇

株を買って順調に価格が上昇してきたら、僕は指値で買ったときの価格の150%で注文をいれます。

期間は最大にして利確するのを待ちます。なので四六時中、株の価格をチェックする必要はありません。

欲をだして天井で売ろうとするとかえって、タイミングを完全に失ったりするので、売却のラインは明確に決めておきましょう。

銘柄ごとに設定するのもありです。

【マイルール③】損切りは10%の下落

株式投資の本を読むと、「8%で損切り」などと書いてあるのがよく目に入ります。全然何%で損切りと決めても良いのですが、妥当なラインとして7〜15%とするのが一般的かと思います。

そこで、なぜ僕が損切りのラインを10%の下落としたのかというと、計算しやすいからです。

例えば、2,000円/1株の株を買ったとすると損切りのラインは1,800円/1株です。

このようにすぐ計算できて、把握しやすいので上記のルールを設定しています。

参考:【賢者は歴史に学ぶ】株式投資初心者にとって重要な損切りのルール

投資のマイルールを無視すると痛い目を見る

損失を補填するために塩漬けすることはNG

よく株価が下落しても上昇するまで待ち続ければ良いと思うかもしれません。

確かに、過去の事例からみて10%以上株価が下落しても元の水準あるいはそれ以上、再び上昇している銘柄もございます。

しかし、元の水準以上に戻るために何十年もかかっていたり、最悪の場合、上場廃止などリスクが大きいです。

いつ株価が回復するかもわからない傾いた船に乗るのではなく、10%下落したら素早く損切りをして新たな船を探したほうが失う時間と失うお金のリスクは限りなく小さくなります

損切りのルールは最も守るべきルールです。

経験談として

私自身、「②利確は基本的に50%の上昇」のルールを破ったことがあります。

要はふるい落とされたのです、、

ふるい落とし 株価が上昇したあと急にがっくりと株価を下げること。一部の投資家はその下げに耐えかねて株を
       売るが、株価は再び上昇する。

銘柄は3768リスクモンスターです。

11月に1820円/1株で買った株が3ヶ月で68%も上昇しました。(2021年2月11日現在)

私は買って2ヶ月後の1月中旬に26.8%上昇したところで売ってしまったのです。

理由は、株価が天井を打って下落をはじめたと感じたからです。

実際は天井ではなく、ふるい落としでした。

チャート分析もせず、掲示板などの他人の意見を参考にしていたことが原因の一つです。

NGな投資のマイルール(してはいけない)

根拠もなしに株を買うor売る

感情的な理由ではなく、論理的で明確な根拠をもって株を売買しましょう。

例えば「何となく株価が上がりそうだから買う」のではなく「決算説明会資料からEPSが前年比で上昇しているから買う」ということです。

根拠もなしに株を買うことはギャンブルと一緒です。

利益、損失がでた原因を分析できないので、いつまでたっても学習することができません。

他人と比べる

SNSをつかって投資をしているアカウントを検索すると色々なアカウントがひっかかります。

その中に1日に何百万、何千万も稼ぐ人がでできます。

その人たちと自分を比べてしまい、自分の収入の少なさを実感し、無力感、やる気がなくなることがあります。

そんな状態では良い判断をくだすことが難しくなってしまいます。

大きな利益を狙って、必要以上にやまをはるなど知らずのうちにハイリスクなことをしがちです。

自分と他人を比べ、自分に足りない点、欠けている点を探すのではなく、自分に持ってない技術や考え方を盗んでやろうという感覚でSNSを活用すべきだと考えます。

正常なメンタルがあってこそ投資はうまくいきます。

注目されている株に安易に手を出す

注目されている株は必ず上がるという保証はありません。

加えて注目株は値段がすでに上がりきっている可能性があります。

買ってすぐ値段が下落することも十分ありえます。

しっかりと財務状況や会社の事業内容、サービス、チャートを分析したうえで買うのであれば全く問題ありません。

しかし、注目されているからという理由だけでは、根拠がないのと一緒です。

分析を行った上で株を買いましょう。

買った株(企業)を好きになる

買った株に対して感情移入しすぎると正常な判断ができなくなります。

それによって、売りのタイミングを逃したりすることになりかねません。

株との距離感はほどほどに、、、

まとめ

株を買う前に自分なりの投資のマイルールを決めよう。

投資ルール

①どのタイミングで株を買うのか

②何%上昇で利確するのか

③何%下落で損切りするのか

絶対に上記のマイルールは決めておきましょう。

どういう風に設定すれば良いかわからないという人は、本に書いてあることや実際に稼いでいる投資家のマイルールを丸パクリしてもよいと僕は思います。

自分が決めたルールで投資をやってみて、合わない点などを改善しマイルールとして作り上げていきましょう。

優れたものの魂を真似よ

渋沢栄一

直訳すると「その形だけを真似するのではなく、その心をも真似ること」ということです。

その人がなぜそのマイルールにしているのかを理解してから真似をすることで、自分のルールを作るときに役立ちますよ!

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