投資は何歳から始めるのが良いのか

この記事の筆者は経済学部を卒業後、新卒で会社に入社したときから株式投資を始めました。

悩める大学生

投資に興味はあるけれど、いつから始めるのがいいんだろう?

今回はこのような疑問にお答えしていきます。

実は、投資を始める時期に正解はありませんが、できるだけ早いほうが良いです。

この記事を読んでわかること
  • 投資は何歳から始めればよいのか
  • 貯金と投資の関係
  • 投資にはどんな種類があるのか
目次

投資は何歳から?→早ければ早いほど良い

結論:正解はないが、早いうちからがおすすめ。

なぜ早い方がおすすめなのかその理由は2つあります。

理由

①マネーリテラシーが身に付くから

②複利のマジック

①マネーリテラシーが身につくから

マネーリテラシーとはお金の関する知識をもち上手く運用すること

トニー

1年目、2年目の社会人、つまり若いうちから投資することで、一番メリットがあるのはこれだと思います。

投資に興味をもつことで、必然的に本や新聞、あるいはネットなどで情報収集するようになります。

結果、世の中の情勢がわかったり、税金に関すること、法律関係など、様々な副産物も同時に得ることができます。

それが、人生のあらゆるライフイベントで登場する”お金の支払い”に関する判断力も身につきます。

投資を始めることは、一見リスクに関する事ばかりを考えがちですが、利益を得られること以上のメリットも兼ね備えているのです。

また、投資につきものである資産価値減少のリスクは損切りのラインを明確に決定することで最小限に抑えることができます。

リスクの抑え方としての損切りのルールは「【初心者は必見】株式投資にとっての重要な損切りルール」で詳しく解説しているのでどうぞ。

②複利のマジック

投資を早く始めた方が良い理由語る上で、複利のマジックは避けてとおることはできません。

複利のマジックとは、長期的な運用をして、インカムゲインを得ることを目的とした場合に言えることです。

グラフにするとわかりやすいの下の表をみてください。

https://www.resonabank.co.jp/kojin/shisan/column/kihon/column_0015.htmlより単利福利シュミレーション引用画像
りそな銀行ホームページより引用

つまりは雪だるま式に利益が積み上がっていくことを複利のマジックと言います。

複利のところに着目すればわかる通り、元本にプラスで毎年の利益が追加されます。

元本1,000万円、年利3%で運用すると5年後には1,159万になり、159万円の利益を得ることができます。

計算式

【元本】1000万円×【年利】1.035 =1159万円

複利を最大限に利用するには早いうちからというのは一目瞭然です。

投資を始めるタイミングは1年目、2年目の社会人がベスト

トニー

早いうちから投資を始める、例えば、高校生や大学生から始めようと思っても、まず資金が足りないという問題に直面するかと思います。

というのも、基本的な株の購入単位は最低100株〜となっているからです。

つまり、現在の株価が1,000円の銘柄を買おうと思っても最低10万円が軍資金として必要になります。

この10万円は学生にとっても大金で用意することが難しい額です。

そこで、投資を社会人1年目、2年目から始めることでこうした資金の問題を解決することができ、20代前半から始めることができます。

トニー

実際に僕も新卒、つまり社会人1年目から株の取引を始めました。

参考:【トニー取引記録】2020年の株式投資を振り返って

やはり毎月一定の給料が入るので、株を購入したり、積立投資をするプランが練りやすいです。

また、学生のときより使えるお金が増えるので、投資の勉強(書籍やセミナーなど)にも資金を投じることができます。

貯金と投資の関係

悩める読者

でも、結局のところ貯金が一番安全だし、投資ってなるとリスクがあるしなあ…

貯金は1000万円までは元本保証があり、使わない限り預金が減ることはありません。

一方の投資は資産価値が減る可能性がありますが、増える可能性もあります。

ということで、預金投資の特徴を表にまとめました。

 預金投資
種類普通預金、定期預金株式投資、不動産投資、債権投資
FX、投資信託、仮想通貨
保証1000万円までの元本保証ありなし
利率(利回り)0.001%、0.002%程度貯金より高い
インフレ対処しにくい対処しやすい

預金の種類は限られていますが、一方の投資の対象はさまざまであり、多種多用な金融商品などが存在します。

また、物価は上昇する可能性があり、極端な例えですが、現在の100万円が20年後には実質50万円の価値にさがってしまうかもしれません。

これがインフレのリスクです。

つまり、預金は全くリスクがないわけではなく、将来的な実質資産価値が下がる可能性があることは頭に入れておかなければなりません。

トニー

ですので今のうちから投資し、スキルを身につけることでマネーリテラシーを身に付けていきましょう。

今からでも始められる投資の種類についてご紹介していきます。

投資にはどんな種類がある?

投資に関しては様々存在しますが、なかでも始めやすい投資についていくつかご紹介していきます。

  • 株式投資
  • 投資信託
  • 仮想通貨投資
  • 自己投資

株式投資

株式売買で利益を得る仕組みは大きくわけて2通りです。

それはキャピタルゲインインカムゲインというものです。

キャピタルゲインとは、株式を売却したときに得られる利益のことです。

つまり、購入時の株価と売却時の株価の差額のことです。

一方のインカムゲインとは、株式を保有しているときの得られる収益のことで、株式投資の場合、配当金と呼びます。

投資全般に言えることですが、企業の成長、新商品の開発、発売、良い決算などのポジティブなことが起こると、株価は上がります。

株価の上昇を予想するために色々な資料や判断材料を利用できます。

株価の上昇を予想するための資料の例
  • 決算資料
  • 企業のサービスを利用してみての感想
  • 経済指標
  • 景気状況
  • 為替

などが挙げられます。

これらを駆使することによって予想の精度をあげることができます。

また、株式投資を始めるなら証券会社で口座開設しましょう。

投資信託

これも有名な投資の1つです。

投資信託は多数の投資家から資金をあつめて、それをファンドマネージャーと呼ばれるプロが運用し利益を投資家に分配する金融商品です。

少額から始められることもあり、金融市場を理解する、投資手法を理解することを目的としてやってみるのも良いかもしれません。

ある程度お金の運用するということに慣れてきたら、株式投資に挑戦してみてもいいかもしれません。

SBI証券は投資信託の取り扱い銘柄が豊富なので、証券会社で迷っている方は、SBI証券を検討してみてください。

仮想通貨(暗号資産)投資

仮想通貨は別名暗号資産とも呼ばれる比較的歴史の浅い投資の1種です。

仮想通貨(暗号資産)には、ブロックチェーン技術という技術が使われており、そのブロックチェーン技術がさまざまな分野に応用されています。

ブロックチェーン技術が使われているサービスは以下の通りです。

  • NFT
  • NFTゲーム(GameFi)
  • DeFi
  • メタバース

ブロックチェーン技術が使われた次世代のインターネットをweb3.0と言いますが、もしそのweb3.0を体験してみたいというかたは、仮想通貨(暗号資産)は必須です。

まだ仮想通貨(暗号資産)の口座を持っていない方は、コインチェックで口座開設しましょう。

>>【簡単5分】コインチェックで口座開設する方法|初心者向け

>>【2022年最新】web3.0の始め方・稼ぎ方を徹底解説

自己投資

自己投資の対象例

・知識

・影響力

・人脈

・スキル

本や、オンラインサロン、SNSなど様々な手段を講じて、自分をブラッシュアップすることが、将来的に役に立つという考え方です。

ただ「お金を貯める」のではなく、「お金を財産に変換して、蓄積させる」ということを視野にいれながら、投資もその1つに加えて貰えるうれしいです。

どう生かすかは自分次第ですが、それなりのリターンは期待できます。

まとめ 

「投資は何歳から始めたらいいのか?」という問いに対しての明確な答えはありませんが、少なくとも早いうちから始めたほうが良いです。

理由として、①マネーリテラシーが身に付くこと、②複利のマジックが最大限に活かせることがあげられます。

ただ、投資にもある程度の資金が必要になるので、早いうちからと言っても1年目、2年目の社会人になってから始めると良いのではないでしょうか。

加えて、余剰資金があるなら、“投資”してお金にも働いてもらう、または財に変換して蓄積させることを選択肢に加えてみてください。

これから先の人生を豊かにするために、まずは行動が大事です。

次につながる記事

参考:20代サラリーマンの投資はいくらから?|20代兼業投資家のブログ

参考:【稼ぐための】投資の「マイルール」の作り方|初心者向け

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